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経営管理部

堀 薫

KAORU HORI

1990年新卒入社

周りのサポートが
私を成長させてくれた

気付けば、30年に手が届きそう

理由は簡単でした。ビジネスクラスがある専門学校に通っていたこと、簿記などの資格を持っていたこと、さらには地元が福岡市内という私にとって、この会社を就職先に選んだのは、必然だったのかもしません。会社に西鉄って付いているだけで、地元出身の私としては安心感がありました。私が就職した頃は会社が薬院にあり、お洒落な会社の入り口を見て、専門学校を卒業したばかりの私は大人になった気がしていました。いつの間にか、もう30年に手が届きそうです。私の場合は、本当に上司や先輩に恵まれていたんだと思います。子供を授かった時も「辞めない方がいいよ」ってアドバイスをしていただき、周りの方が応援してくれたんです。

環境に恵まれていた

当時の本社には女性が5名ぐらいいて、結婚したら会社を辞めるっていう雰囲気があったんです。でも、私は結婚しても辞めることは考えておらず、妊娠時は上司が産休を勧めてくれたこともあり、産休を取得させていただきました。だから私が当社で産休第1号でした。「復帰後、私の居場所はあるのか?」と、産休を取得された方は不安になると思います。私もその一人でしたが、同じ部署に復帰ができ、先輩方からも本当に良くしていただいたんです。会社はもちろんですが、夫の理解や両親のサポートもあり、子育てをしながら仕事を続けることができたと思います。産休明けの頃は、実家に子供を預けて、昼休みには母乳をあげに実家まで行っていたこともありました。経理なので、時期的な残業はありましたが、基本的には定時で帰らせていただいて、本当に上司や先輩には感謝しています。

経理の仕事=やりがい

ずっと経理部にいたんですが、3年ぐらい前に業務部に異動になって、今年の4月にまた経理部に戻ってきたんです。当社は年4回、四半期ごとに決算があり、1円合わなかったら、その1円を探さないといけません。その1円がどこで間違ったのか、最終的には書類を1枚、1枚めくることもあります。ミスなく時間内に数字を締めることができた、あの達成感、爽快感は経理ならではです。経理は出納業務、記帳業務、集計業務などを行い、日々変化していく会社の経営状況を把握しつつ、毎日数字と格闘しています。現場の人たちとの連携を取ることもとても重要なことで、普段からコミュニケーションを積極的に取ることを心掛けながら仕事をしています。

その次はプラスに変えていく気持ちと元気

これから新卒で入社してくる人たちは、私の息子ぐらいの歳になるんです。つい親のような気持ちになってしまいますが、失敗してもいいので、元気を忘れずに仕事に取り組んで欲しいです。先輩を頼ってもらっていいし、怒られてもいいし、間違ってもいいんです。それを次の時プラスに変えていってくれればいいんです。怒られたからもうダメだとネガティブにならずに、今度はここを直そうって気持ちを切り替えることも大切です。辛かったら辞める、転職すればいいと思っている人もいるかもしれません。でも私よりも長く勤める女性社員がいる当社は、女性にとっても仕事のしやすい環境なんだと思います。